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フリュウ・リーグ・フォン・グリームニル

第37代皇帝ルグス・ブーリの三男にして第40代皇帝ヴァーリ・イングの父。
甥である勇者リーヴァ・ラグナを助けて第39代皇帝アンクウ・ロズルを斃した際、第40代皇帝への即位を懇願されるが辞退し、息子ヴァーリ・イングの宰相として皇家の責務を全うする。



幼い頃から神童と呼ばれるほど聡明であったため、長兄エヴェル・ガルムを助けて国を治めるべく、徹底した英才教育を受ける。エヴェル・ガルムが即位したときには既に副宰相の地位に着き、宰相マクリル・ダ・フリョーズが引退した暁にはその座を継ぐことが約束されていた。
次兄アンクウ・ロズルの皇位簒奪の折には危うく処刑されそうになるところであったが辛うじて脱出に成功し、潜伏していた。
甥リーヴァ・ラグナが挙兵した際には後衛を守り、民の平定に勤めた。その功績を讃えられ、第40代皇帝への即位をリーヴァ・ラグナと百官に懇願されたが、次兄アンクウ・ロズルの叛乱を止めることが出来なかったとして辞退。代わりに生涯をかけて皇国の政務の補佐を誓い、皇籍を離脱してフリュウ・リーグ・ダ・グリームニルと改名し、生涯を終えた。

正妃はシーヴ・ダ・フリョーズ。他に側室1人を持つ。
子は第40代皇帝ヴァーリ・イングと娘3人。
by sweetletter | 2006-02-08 21:18 | 人物
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